日本ブロメリア協会 総会

先日ブロメリア協会の総会に参加してきました。
自分は総会に参加するのはまだ3回目のひよっこですが、僕が初めて行った2014年と比べると参加者は倍以上になっていました。
初参加の方は簡単な自己紹介をするのですが、趣味家の方々以外に観葉植物屋さん・お花屋さんでブロメリアに興味を持ち参加したという方も多かったように感じます。参加した事のない方は「総会」と聞いても何をするのかピンとこないですよね?
僕ごとき新参者が紹介するのも恐縮ですが、ざっくりご説明すると、協会の活動報告や、会長を始めスペシャリストによるブロメリアについての講義、出席者全員による投票でグランプリを決めるブロメリアの展示(会員なら誰でも出展可)、会長・会員のコレクション株の販売、貴重な苗のオークションなどブロメリア好きには堪らない内容となっています。僕が初参加以来毎年楽しみにしているのは、苗の販売より会長の講義です。今年はBillbergia.domingos martinsについてと、チランジアの交配について。ネットで検索しても知ることのできない貴重な話を聞けて非常に勉強になりました。今年はそのdomingos martinsのクローンが総会のオークションに出品され大盛り上がりでした。まず一般人は手に入れることのできない育種家・コレクターから直接手に入れた株のクローンを多数出品してくださるので、そりゃ皆さん燃えますね。そんなオークション出品株数点を下記にご紹介します。値段は伏せてあります。


Billbergia domingos martins
今までに野生で発見されたdomigos martinsと呼ばれる個体は最初(で最後)に発見された2本だけだそうです。
そのうちの一本は発見後間もなくご臨終しており、残り一本から長年かけて増やされたクローンの一つがこちら。壮大なロマンを感じますね。
スペシャリスト達がこぞって成長は遅く増えにくいと言っているって事は世に出回っているのはF1 F2など実生株とドミンゴスっぽいものなんでしょうね(これは自分の憶測です)。


Billbergia ‘Fantasia Small Clone'
Dyckiaをやっていたら誰でも一度耳にする育種家 故Bill Baker氏 ハイブリッドのBillbergia!!!!!!
ファンタジア自体は普及種ですが、このスモールクローンはベイカーさんが交配したものを会長がご本人から頂いたものだそうです。



Tillandsia marnier-lapostollei
実物は初めて見ました。まだ子株なのでクリプタンサスのアルギロフィルスを銀葉にしたような佇まいですね。自分はディッキアがメインでチランジアは数株しか育てていませんが、これはそんな自分でも欲しくなるオーラがありました。あと、、タグがカッコ良すぎでしょ!このアルミタグはすぐに真似させて頂こうと思いました。

他にもホヘンベルギアなど素晴らしいオークション株は多数ありましたが、キリがないので続いて展示株をご紹介。

delicata type form
インスタグラムで交流のあるKさん出展株。とても綺麗に育てられていて鋸歯・フォルム共に素晴らしかったですね。うちに兄弟がいるのでこれを目指します。こちらの株は奨励賞を獲っていました。おめでとうございます!!



Hechtia. sp. nova (lanata)
こちら地生種部門グランプリでした。これはいつか手に入れたい物の一つですね。
実生株はたまにオークションなどでも見かけますが、きっとこういう草姿には育たなそうですよね。。




Dyckia hyb. 
故 BillBaker 氏の交配選抜後のグレックスからの一株。初期の#シリーズにいそうな雰囲気ですね。ゴエリンギーとかバトルアクスぽい感じの強そうな感じがカッコよかったです。選抜漏れの一軍....全部見たいです。


Aechmea brassicoides
このキャベツ感いいですね。個人的にタンクブロメリアの中ではエクメアの原種に好きな物が多いです。トリアングラリスやプルプレオロセアと並んで地味だけど特徴的なフォルム......たまりません。好きです。



Vriesea 'Kilauea'
めちゃくちゃ綺麗でした。フリーセアって一回も育てた事ない。興味はあるけど大きくなるイメージがあるので栽培スペースの都合上手を出せないブロメリアの一つ。でもこれ見ると一つくらいは....


Tillandsia  tomaselli x flabellata Best clone(滝沢会長ハイブリッド)
このサイズになるまでの年月を考えるとチランジアの実生は気が遠くなりますね。会長レベルになると交配は明確なビジョンを持って親 ( Best Clone)を決め、交配に使う親がなければ南米まで採取しに行ったりと全てにおいてスケールが違います。名作と言われる交配種はトライアンドエラーを繰り返し、長い年月をかけて誕生するのだという事がビシバシ伝わってきました。自分は去年会長のお話に感銘を受けて、今年ディッキアの交配と実生に力を入れています。完成形のビジョン、自分は大好きなディッキアだったら、鋸歯がこんな形でこんなフォルムでこんな色の......と、いくらでもあげられます。手元には良い株がかなり集まってきましたので自分の開花株と友人の開花株達を借りてきて、ある程度方向性を決めて交配しました。今年播種した種の2年後が楽しみでなりません。


まだまだ展示株は沢山ありましたが、今回は例年より若干少なかったように感じます。
自分はというと、、今回も出展してあわよくば地生種部門連続グランプリを、、と思っていたのですが、、総会の後大阪から参加している植物友達と飲み歩きの予定が入ってまして、、、今回は出展しませんでした。酔って無傷で持ち帰る自信がなかったので。。。こんなヤル気のない怠惰な男に名作と呼ばれる交配種が作れるのか、、


物凄くざっくりしてますが、こんな素晴らしい株に囲まれて興奮しまくりの一日でした!

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