冬の管理_失敗編

ご無沙汰しております。2月も半ば...寒いですね。この時期ディッキアは成長しないし、日に日に色も褪めていくし、痩せてくので敢えてブログに載せるようなことがありません。。でしたが、、今年の冬は「何か」をやらかしてしまい、甚大なダメージを受けた株を量産してしまいましたので失敗談を。明確なアドバイスにはなりませんが、何かのお役に立てれば幸いです。

さて、ディッキア育て始めて4回目の冬、一年前の冬は大事な株は日当たりの良い室内で管理し、大きい株はベランダに置いたビニールをかけただけの簡易温室と完全軒下のスパルタ管理でちょっとした下葉・葉先の枯れくらいで大きなダメージは皆無のまま無事越冬しました。

自宅の環境 は都内東向きのベランダで、冬季は朝8時〜12時くらいまで直射日光が当たります。最高30度最低0度くらい。雪が積もってもビニール温室は加温せず。軒下チームのみ雪の時は室内へ移動といった感じでした。潅水は株の大きさ・状態を見て一ヶ月に多くても2回程度。自宅組は今年も同じ管理で全く問題なし。直径10cmに満たない小さな株も今のところノーダメージです。
今年は夏の無計画な鉢増しの結果、圧倒的にスペースが足りないので大株は埼玉県西部にある実家に預け、2週間に一回チェックに行く形で、順調に冬の折り返し地点を迎えました。しかーし、先日実家へ定期チェックに行くと大惨事を目のあたりにすることに。。。ちなみに
実家の環境 は、プチカの半強化ガラス温室(0.5坪)南向きで9時〜16時まで直射日光が当たります。温度計が電池切れで室内温度は現在計測不能。。潅水は実家に行った日の様子を見て月1回程度です。


まずはコレ。凍傷?葉焼け?どちらにしても成長点付近が嫌な感じに変色しています。これでもまだマシな方で、小さい株は半分くらいの葉がカピカピに枯れていました。全て葉先からではなく上の写真のように頂点(成長点付近)の表面がこうなっています。この時期なので花芽を伸ばしている株も多数ありましたがその殆どの蕾がカラカラに干からびているか、花芽が途中で中折れ状態でした(涙)。



続いてこちら。同じ株を前後から獲った写真です。写真左が温室正面側の太陽光が直撃する面で、写真右が直射日光の当たらない面。直射日光が当たってた面の下葉の色素が不自然に抜けた感じになっています。よく見ると裏面は雑草が緑色していますが表面は雑草も枯れていました。この黄色くなるのは凍傷かと思っていましたが、裏面が無事なことから日照も関係している事が想像できます。あと被害状況は温室上段の前列が一番酷く、下段に置いている株はノーダメージ。(下段は直径3〜40cmの巨大株なのであまり参考にならんのかも。。)思い当たるフシは、1月末に20度近くまで上がった日がある事。自分はちょうど海外出張でその日の状況は分かりませんが、とにかく春のように暖かかったと聞きました。うーん、きっとそれだ。小さい温室は熱しやすく冷めやすいので日が当たると一気に室内の温度は上昇して日中は40度は軽く超えたに違いない。そして温室の体積が少ないので、夜には一気に0度くらいまで下がったと思われます。いや、ここは都内の自宅ではないので、夜間の外気はきっとマイナス1〜2度。。この厳しい寒暖差が絶対に関係していますね。。きっと連日の寒さで葉の一部が凍傷になり弱っているところに一変して強烈な日射しと蒸し返すような温室内の温度上昇で傷んだところが徐々に変色⇒それを繰り返して枯れていくといった流れでしょうか。。。

もう一つ見て頂きたいのがこちら。美しくスポットの入った激レアディッキア。ドットを放射状に展開する花火のようなルックス。Billbergia 'Fireworks'との属間交配に初めて成功した株、、ではありません。春先に突然真夏日になった時にこれとそっくりな状態になったことがあるので最初は葉焼けを起こしているのかと思いましたが、ネットで様々な植物の凍傷の症状を見てみるとこのように所々色が抜け、やがて茶色から黒に変色していく物が多いので、これは凍傷の始まりぽいですね。友人からも冬季にディッキアを軒下管理した結果、同じ症状の株を量産してしまったとのアドバイスも頂きました。このまま放っておくと、ひとつ上の写真の下葉のように全体が真黄色になりそうですね。。

でも、不思議なのは自宅のビニールかけただけの株達は去年も今年も全く被害がないのです。「品種によって寒さに強い弱いがある」「大株ほど丈夫」という事を踏まえても都内の自宅は被害ゼロという事が謎です。もしかしたら原因は自分にあるのか?自分から迸るオーラ(愛)がベランダのディッキアを包み込んでいるのか?でも平日は仕事で殆ど家にはいない。毎朝話かけているのが彼らにとってかけがえのない励ましとなっていたのか?もしかしてうちってパワースポット??とくだらない妄想に走ってしまったが、実家との一番の違いは日照時間による最高温度ですかね。最低はどちらも0度くらいなのに対して最高はきっと10度くらいの差がある思う。この日較差が凍傷になった株には拍車をかけてダメージを与えているのだと憶測してます。

憶測だらけですが、今回のような被害に合わないために簡単に出来ることは分かっています。そろそろ文章を書くのに疲れてきたので箇条書きに。。いつも後半投げやりになりがち。。

・栽培に慣れているからといって油断しない=実家の温室は温度すら把握してなかったという杜撰な管理をしていました。。なので原因を探るにも数値をもとに理論的に憶測できないのが悔やまれます。手元にあれば予報を見て暑くなる日は換気したり、マイナスまで冷え込む日は取り込むのが無難ですが、取り込めない時はダンボールで囲ったり、毛布をかけるだけでも違うと思います。

・外で管理しているのであればマメにチェックする=寒さに弱い品種を把握できる&症状が出始めた段階で対処できるのでここまでダメージを受けなかった。1週間以上の放置は危険(当たり前か。。。)

・やはり最低5度は欲しい!夜間5度あればこのような自体にはなっていなかったと思います。サーモ付きの温室用温風機を導入していれば難しくないはず。ソーワの温室用温風機(SF-1013A)が廃盤になってしまったので、以前売ってしまった事を後悔してます。後継モデルはほぼ同じスペックで1万円近く高い。。。

あ、当たり前の事しか言ってないですね。。しかし、自分のようにディッキアの栽培に慣れてきて、「ディッキアは強い」と過信し管理が雑になってくると痛い目に合いますので、これを期に気を引き締めていこうと思います。